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■所属
  鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理学講座 教授
■履歴  

  1992年 筑波大学大学院博士課程心身障害学中退

  1992年 兵庫教育大学学校教育学部 障害児教育実践センター助手

  1999年 同大学 発達心理臨床研究センター助教授

  2005年 同大学 大学院学校教育研究科 臨床・健康教育系 准教授

  2008年より現職

■学位 

  博士(医学)、修士(心身障害学)、教育学修士

■専門分野
  応用行動分析学 臨床心理学 障害児心理学 
■資格
  公認心理師
  臨床心理士

  認知行動療法スーパーバイザー

  認知行動療法師
  専門行動療法士

  自閉症スペクトラム支援士(エキスパート)
■学会活動・社会活動など
  主な所属学会と委員 2025年1月現在

  日本認知・行動療法学会   常任編集委員 

  日本発達障害学会      理事 評議員 編集委員

  日本自閉症スペクトラム学会 評議員

  日本行動分析学会      編集委員
  日本特殊教育学会 
  日本児童青年精神医学会
  日本小児精神神経学会
  日本小児神経学会
  The Association for Behavior Analysis International
  International Society for Autism Research
  

  主な社会活動


  日本自閉症協会 常任理事

  日本発達障害ネットワーク 理事
  同志社大学・実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター嘱託研究員

​  (株)LITALICO アドバイザー

  非常勤講師(現)

  日本大学大学院総合社会情報研究科

  
  非常勤講師歴
  慶應大学大学院社会学研究科

  東京大学

  東北大学
  九州大学

  富山大学

  京都教育大学

  横浜国立大学

  

■学生のみなさんへ
発達障害・自閉スペクトラム症のある人たちの心理臨床を専門にしています。

環境との相互作用の中で生まれる困難に対して、個人の行動を変容を求めることには限界もあります。またそれが必ずしも個人と環境に新たな価値を生み出すとは限りません。心理臨床家として、社会、つまり環境設定の変更をクライアントとともに考えていくこと、望ましい環境設定をともに実現していくという視点が求められると思います。

応用行動分析学(Applied Behavior Analysis:ABA)は、個人と環境の相互作用として「行動」を捉え、問題の解決を個人のみに求めるのではなく、環境とのインタラクションの中で改善しようとする応用科学です。いわゆる伝統的な「心理臨床」からはかなり逸脱しているかもしれません。私は既存の学問領域からの逸脱に磨きをかけながら、応用行動分析学という思考ツールを用いて、発達障害をはじめとした支援についてみなさんと考えていけたらと思っています。

心理臨床といえば、面接室の中のカウンセリングという伝統的なイメージがありますが、人々の生活の中での問題解決をゴールと考えた場合、プレイルームや面接室の中だけの支援では限界があります。そのため本人、保護者、教師、同僚やクラスメイト、きょうだい、地域社会などアプローチの対象や方向も多様性が要求されます。発達障害に限らず、心理臨床のプロフェッショナルを目指すためには、カウンセリングの知識や技術はもちろん、幅広い基礎的な心理学の理解、教育、福祉、司法、医学に関する知識、グループアプローチ、チームアプローチ、コンサルテーションの技術など幅広い守備範囲が必要です。学生時代には最先端の心理臨床研究や実践に触れることで様々な刺激を受け、それぞれの基礎を学んでいただければと思います。 

■研究室の位置
 アレスコ棟の奥の突き当たり臨床心理相談センターの手前です。事前にメールでのアポをお願いいたします。

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